NIKIKAI Days2021 第2日 
オペラ『光太夫』をロシア語(字幕付き)演奏会形式で上演

上演日:2021年5月28日(金)
場所:サントリーホールブルーローズ

この度“NIKIKAI Days2021”の第2日にオペラ『光太夫』をロシア語(字幕付き)演奏会形式で上演いたします。NIKIKAI Daysは、(株)二期会21がサントリーホールブルーローズにて毎年3日間にわたり開催している声楽コンサートの祭典であり、毎年多くの注目を集めるNIKIKAI Daysでオペラ『光太夫』を上演することにより、より多くの方々に聴いていただき、このオペラを知っていただくことを趣旨としています。
NIKIKAI Daysの中での開催ということから、演奏形態はピアノ伴奏による演奏会形式とし、全4幕の中から抜粋して上演いたします。今回の上演にあたっては、初演で主演した日本を代表するバリトン・勝部太氏の全面協力のもと、ロシア歌曲、ロシア・オペラに精通するバスの岸本力氏、声楽界で今最も活躍が著しいバリトンの加耒徹氏、ロシア歌曲を研究し、ロシア語の歌唱を得意とする期待の若手メゾソプラノ小野綾香氏の他、選抜された二期会歌手がオペラ『光太夫』に出演いたします。また、オペラ『光太夫』の著作権所有者である青木義英氏、および初演に関わった多くの方々の協力を得て上演に挑みます。)

初演で「今後、ロシアの人たちが日本を訪れる日がいつかやってくるに違いない。」と語っていたとおり、初演から27年が経ち、日本とロシアでも国際交流が進んでまいりました。 このオペラは日本とロシアの架け橋となり得る作品であり、日本人が手がけたこのオペラを通して日本とロシアの文化交流を図るだけでなく、日露友好を深めることのできるコンテンツであると考えています。ついては、江戸時代後期の日本とロシア帝国を題材とした歴史的価値のあるこのオペラ『光太夫』を多くの方々に知っていただきたいと願っています。

オペラ『光太夫』(演奏会形式)
全4幕(原語ロシア語上演)/日本語字幕付き
作曲ファルハング・グセイノフ
原作桂川甫周「北槎聞略」
脚本青木英子
ロシア語翻訳 山下賢二
日本語字幕 山本博志 山本多恵 神竹喜重子
<構成・出演者>
プロデューサー/岸本力
アドヴァイザー/勝部太

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